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早めの杖の提案

早めの杖の提案「マルトクチェックテスト」

人間の身体は、年齢とともに必ず衰えてきます。

「老化」といわれる現象は、誰にでも起こるものです。

一般的に、ヒトは、20歳を超えると老化が始まると言われています。特に60歳を超えると、老化のスピードが加速し、

急激に身体機能が 低下していきます。

日本では、65歳以上の方を高齢者と呼んでいますが、高齢者の身体機能は、とても個人差が大きいです。

歳をとっても、身体が元気な人もいれば、老化や疾患により、急激に身体機能低下が進み、

要介護状態となる人もいます。

身体機能が低下してきて、歩きにくくなったときに、杖を使用すると、

バランスがとりやすくなり、歩きやすくなります。 転倒を防ぐこともできますし、

しっかりと歩くことで、身体機能が向上する可能性もあります。

では、実際に、いつごろから杖を使い始めればよいのでしょうか?

高齢者がいる家庭で、ご家族が杖をすすめても、本人が「まだ、杖はいらない!」とか、

「杖はつきたくない!」と言われることもあるでしょう。

そこで、マルトクでは、リハビリの専門家である理学療法士監修のもと、杖を使用する時期の目安を作成しました。

身体機能チェック

まずは、下の項目をご覧ください。

いずれも、身体能力が衰えてきているサインです。

このうち、1つでも当てはまる項目があれば、下の「マルトクチェックテスト」をやってみてください。

マルトクチェックテスト

世の中には、運動機能をチェックするための検査が、

数多くありますが、マルトクでは、ご家庭で、ご自分一人でもできることを意図して、

簡単な2種類のテストを提案します。

わずか2種類のテストを実施するだけで、あなた自身の今のお身体の状態が分かります。

実施するテストは、「イスからの片足立ち上がりテスト」と「片足立ちテスト」の2種類です。

イスからの片足立ち上がりテスト

 

家にあるイス(高さ40〜43cm程度、キャスターがついていない安定したもの) を使用します。

写真のように、両腕は胸の前で組み、片方の足を軽く浮かせて、反動をつけずに立ち上がり、そのまま3秒保持します。

立ち上がりと、その後の3秒保持が無理なくできれば、「できる」、

立ち上がれない、もしくは、立ち上がってもすぐにバランスを崩し3秒の保持が

できなければ「できない」になります。

※転倒に気をつけましょう


片足立ちテスト


写真のように、両手を腰に当て、片足を床から5〜10cm程度上げ、

立っていられる時間を測ります。

時間は、ストップウォッチなどで正確に測ってください。

※転倒を防ぐため、すぐにつかまれる物の近くで行いましょう

それぞれ、左右とも行いますので、実施するテストは、下記の4つとなります



A イスからの片足立ち上がりテスト・右

B イスからの片足立ち上がりテスト・左

C 片足立ちテスト・右

D 片足立ちテスト・左

判定

A、B両方でき かつ

   C、D共に15秒以上できる
自立レベル 杖がなくても、日常生活で十分に安定した歩行が可能です。
Aのみできる 杖準備段階 足の筋力やバランスが衰えてきている状態です。

   今のうちに杖の購入をおすすめします。

   杖を使って、外を15分散歩することから始めてみてください。

   (このとき杖は、右手に持ったり、左手に持ったりして、

   両方の手で杖を使えるようにしておきましょう)
Bのみできる 杖準備段階
A、B両方できない 杖準備段階
Cが15秒未満 杖準備段階
Dが15秒未満 杖準備段階
C、D両方15秒未満 杖準備段階
C、D両方5秒未満 杖使用レベル 足の筋力やバランスが相当衰えてきています。

   日常生活で杖を使う必要がある状態です。

   ご自分用の杖はお持ちでしょうか?

   杖を使うのであれば片足立ちが

   短い方の足の反対側の手で持ってください。

   例えば、右足の片足立ちの方が短ければ、左手に杖をもちます

杖準備レベルの方は早めのご使用を!

さて、上の「杖準備レベル」の方は、実際は、まだ歩けますので、杖の必要性を感じていない方が多いのではないかと思います。

しかし、マルトクでは、「早めに杖を使ってみる」ことを提案します。というのも、「杖準備レベル」の方は、さらに歳を重ねて、いずれは「杖使用レベル」になる可能性が高いことと、万が一、転倒したり、急な病気などによって、明日から「杖使用レベル」になることもありうるのです。

かなり年齢を重ねてから、あるいは、転倒や病気の後になって、人生で初めて杖を持つ人もいるでしょう。

しかし、その場合、今まで杖を使った経験がないため、残念ながら、杖を上手く使いこなすことができない人も多いのです。 リハビリにも支障をきたします。

もし、「杖準備レベル」の段階で、杖を購入し、杖を使った経験のある人は、その後の人生で、たとえ「杖使用レベル」になったとしても、経験があるので、問題なく杖を使用することができ、リハビリもスムーズに進むのです。

「まだ杖はいらないかな…」と思っておられる高齢者の方、実は、今こそが杖の買い時なのですよ。

マルトクは、みなさまが、いつまでも元気に歩けることを応援いたします。

そのための、「早めの杖の使用」をぜひご検討ください。

お気に入りの杖を1本持って、外の散歩に出かけてみましょう!


  • 階段の昇り降りで、手すりがないと心配 片足立ちで靴下をはくのが難しい
  • 青信号を渡りきるのに、不安に思うことがある
  • 最近、つまずいたり滑ったりしたことがある
  • 最近、外出する機会が少なくなった